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HUNTER×HUNTER 再アニメ化記念原作レビュー

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日本テレビにて10月2日より
再アニメ化が放送される予定の「HUNTER×HUNTER」。
実はこのハンター×ハンターという作品(原作漫画)。

連載開始からずっと僕の心を鷲摑みにして放しません。
ワンピースももちろん大好きなんですが、違うベクトルで
この作品は僕の中の漫画TOP3を挙げろと言われると
不動の1本です。そんなHUNTERについてアニメ化を機にちょっとだけ
「濃い」レビューを書いてみようかと思います。

もちろんちょっとマニアックな話かも?なので、お好みの方だけ
続きからどうぞ・・・

例によってwikiさんも一応 → HUNTER

「珍獣・怪獣 財宝・秘宝 魔境・秘境・・・
 “未知”という言葉が放つ魔力
   その力に魅せられた奴等がいる・・・

     人は彼等を ハンターと呼ぶ 」

 主人公であるゴンは死んだと聞かされていた父親が
 優秀なハンターである事を知り、父を探す為に自らも
 ハンターになるべく島を出る・・・

ざっくりと設定だけだと少年誌にありがちな
父を求めて三千里~な話なんだけどもね。
何よりまず初っ端の試験前の予備試験での

「ドキドキ二択クイズ」
に心打たれ過ぎました(笑)
ドキドキ01
試験に向かう船で出会う仲間、クラピカとレオリオを
連れ、試験会場へ案内してくれるナビゲーターの場所まで
向かう道中。道を塞ぐ町民から出題される問題が
上の図なのです。

問題の回答は5秒以内①か②で答える。それ以外の曖昧な
回答は全て間違いとみなす・・・

こんな問題人によって答えは違うのは当然だし、
正解なんて言葉で括れるもんじゃねーだろう?・・・と
言葉無いままタイムオーバーの後でレオリオは激昂、出題の老婆を
ぶっ飛ばそうとするもクラピカに静止されます。

クラピカ
「せっかくの合格をふいにするのか?
 この問題の正解は①でも②でも答えられない
 つまり“沈黙”が唯一の正解だ」

レオリオは理解し、出題の婆さん達とも笑顔が漏れ
良かった良かった・・・の後、主人公ゴンさんの一言と
老婆の問題の真意に胸打たれます。

ゴン
「ふぅ・・・駄目だ、、、どう考えても答えが出ないや」

レオリオ
「まだ考えてたのか?もうクイズは終わったんだぜ」


ゴン
「それは分かってるよ・・・
  でも、本当に大切な2人のうち、1人しか助けられない
  場面に出会ったら・・・
                  どうする? 」


「どちらを選んでも本当の正解じゃないけど、
 どちらか必ず選ばなきゃならない時・・・
 いつかくるかもしれないんだ。」


出題老婆
「そう・・・それこそこのクイズの真の意図。
 あらゆる残酷な空想に耐えておけ
 現実は突然無慈悲になるものだからな・・・
 いつかくる別れ道に備えて・・・」


志願して合格する確率がルーキーの場合は天文学的に
低い数値であるハンター試験。命を落とす事も稀では
ないという設定なので、この台詞の重みがズシっときます。

って言うか、現実の世界でもまったく同じ事が言える。
本当に現実は突然無慈悲になるものなのだ。
神も仏もありゃしない。なんて事は人間やってりゃ
当たり前にすぐ目の前に転がっている。明日は我が身だ。

・・・とこんな具合にどうにも考えさせられる事象が
物語の中で展開される。

文字に起こすと何てこと無い問答なんだけども
優れたコマ割と巧みな心理描写で何とも言えない
緊張感が生み出されていたりします。

旅団編のクライマックス辺りでは毎週ジャンプのページ
めくりながら、本気で鼓動が高まり、手に汗を握る事を
実感して読んでいました(笑)ドッキンドッキンと心臓が
脈打つの分かるんだな、ほんとに。

ヒリヒリとして緊張感をたかが漫画で味わえる。
いやもー最高です。

ワンピースももちろん大好きなんだけども、あちらは
王道の中の王道(笑)真ん中メインストリート。
広い物語で良い意味で浅い。だから誰からも好かれる。

HUNTERは邪道の中の王道って感じでしょうか?
狭い物語かもしれないけれど、深い。
読み手を選ぶのかもしれません。

物語は現在、キメラアント編。
蟻と人の混じった新種の生物VS人類代表な闘いの
決着がついた所です。

このラスト、、、号泣してしまいました(笑)
見た目は怪物のようなキメラアントの純粋であるが故の
残虐性と人間の底すら無い悪意のどちらが生存を得るのか?
そんな深いテーマを主軸に

キメラアントの王と盲の天才棋士少女の盤上での
交歓と成長と純愛がもう涙腺崩壊です。
やっぱしスゲーや冨樫ちゃん。

休載が多い事でも有名な作者。
キメラアント編が終わったら、この物語も
終息へ向かうのかなぁと思っていたのですが、新たに
新章が始まる模様。

あぁ、、、、まだ読めるんだな、HUNTER。
早く終わって欲しい(生きてる間にエンドが見たい)
作品のひとつではあるんだけど、いつまでも終わって欲しく
無い作品でもある(笑)
物凄い矛盾するんですよね(^_^;)

いやぁ、面白いなぁ。
まぁ残念ながらちょっと絵が雑い時もあったり
登場人物の立ち位置が把握しにくいと感じる人も
あったりで、万人受けするものでは無いんだけども
間違い無くこれまで読んだ様々な漫画の中で
これだけは読んでくれ!の1本です。

同じ位お勧めに「寄生獣」も挙がるんですが、これは
また別で書きます(笑)
既に完結してる昔の作品ですし。

現在は1~29巻まで店内に取り揃えております。
いつもなら、「お店でお茶でもしながら読みに来てね♪」
で締めるんですが、これは別・・・

是非買って読んで下さい<(_ _)>(笑)

いや(^_^;)もちろんお店で読んでからでもOKですけど(笑)

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